2017年03月20日

[PS4] YU-NO その10 レビュー(ネタバレなし)

クリアしたのでレビューしたいと思う。スタッフロールまでのクリア時間は25時間。
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今回はネタバレなしだが、公式のキャラ紹介について一言文句を言っている部分がある意味ネタバレ。
最下部に赤字にしておくので注意してね。
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とはいえ、今までさんざん評価してきたので、単なる「まとめ」になるかも。
基本的にはSS版との比較です。

このゲームは、テキストを読むアドベンチャーではあるものの、ゲームの基本システムにパズル的な要素も含まれている。(別途完全なパズルも含まれるが)
文字を読むのが面倒な人は当然ながら、パズルを解くのが苦手な人は途中で投げ出すかもしれない。それほどにトータルプレイ時間も長いし、ゲーム的難易度も、話の内容も難しい。
しかし、それを乗り越えたときの感動は計り知れない。
限定版には攻略本も付いてくるし、ネットで出回っているPC98版やSS版の攻略もそのまま使えるはずだが、できれば攻略なしで右往左往しながらプレイして欲しい。

ではシステム周りから。
文字送り設定を「一括」で連打してもちょっと遅いね。
序盤は「ボイスとメッセージの同期」を「する」になっていたのに気づかず文字送り遅いなーって思ってた。
「しない」にしたら割と早くてそれで納得しかけたが、慣れてくるとそれでも少し遅く感じる。

他のゲームシステムに関しては、宝玉の使い方が少し面倒になっていたが、大幅な変更もなく良かった。
複数回クリックしてテキストをすべて読んだ後の虫眼鏡のグレーアウトは良リメイクと言えるだろう。フラグが少し分かりやすくなりプレイしやすい。
ただ、オブジェクトに対するカーソルの吸いつきが強めなので意図しない場所にカーソルが飛ぶことがあった。そこだけが残念。

あとはPS4の問題。
デュアルショック4を置くとL2やR2が押されて、L2の場合はスキップモードがONになる。
ちょっと休憩と思ってコントローラーを置くと、読みたかった話が全部スキップされて(´;ω;`)となる。
デュアルショック3でも同じ問題を抱えていたはずなのだが、なぜこれを解決できなかったのだろうか。
YU-NOをプレイするにあたっては特に、この仕様が恨めしかった。

声優は誰が誰だかサッパリでした。
私が声優を熟知していないせいか?それとも耳が衰えたのか?
SS版のイメージが付きすぎているからか?それとも似たような声優しかないのか?
どれにせよ、区別が付きづらかった。

立ち絵はあまり好きじゃないけど、一枚絵は構図が原作と同じで結構良かった。
まぁ現代のアニメの絵柄にも付いていけてない人なので、初見プレイの若い人なら問題ないのかな?

BGMは全編「リメイク」で通したが、違和感はあまり感じなかった。
SS版で感じた雰囲気は壊れていないと思う。

性的表現はSS版よりあっさり気味なのは仕方がない。むしろ一般の括りで考えるとやりすぎに思えた。
PC98版から一枚絵3枚分減ったのがSS版で、SS版からさらに一枚絵3枚分減ったのがPS4版かな。
(PC98版は当時の資料集に載っているものから想定した)
SSでは一部追加もあったし、PS4は全リメイクだから作業量やボリュームでの評価は一概に言えないけど。

SS版の神格化があるにもかかわらず、PS4版は無難に収まっている印象を受けた。
個人的にはそれでもまだSS版を推すが、プレイ環境が整いづらい現在で敢えてSS版をプレイしろというほど酷い出来ではない。
逆に言えば、PS4やVitaを持っていないけどやってみたいと思う人は、SS版を買ってエミュ等でプレイしても十分に満足できると思われる。(絵柄の好みは別としてね)

初見ではないので、ゲームとしての面白さは評価しづらい。感動も何もかも既に知り尽くして半分以下になってしまっているからね。しかし、再度プレイしても良いゲームだなぁと思った。
リメイクとして見ると、SS版以上でもなければ以下でもないので80点くらいかな。
発売前に危惧していた阿鼻叫喚するようなことは無かった。買って良かったと思うよ。

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ファミ通的得点
10・9・9・7

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posted by ナスターシャ at 15:45| Comment(4) |  → レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[PS4] YU-NO その9(ネタバレあり)

※プレイしながらの気づきを書いていくのでネタバレがあります

今日のYU-NO。

神帝現る。
やっぱりテキスト上ではたくやは最初の時点では神帝を男と思っている節があることが見受けられる。
となると、公式で神帝の顔グラを出すこと自体が完全にネタバレじゃねーか。
よくもまぁあれを公式ホームページで公開しようなんて話になったよ。作品に対する侮辱としか考えられない。

絵里子先生の話は、毎回「なるほど、わからん」って感じだなぁ。
実体験を長々とプレイさせた上で、このゲームの概念を統括している重要な場面ではあるのだが・・・。
まぁ、作者としてもなんとなく分かれば良いって感じじゃないかなぁと捉えている。
ただ、デラグラントが歴史を繰り返しているという話はクリアした後の方が分かりやすいね。

そういや、ノガルドが人じゃないからカニバリズムとは関係ないって言ったけど、亜由美の話の中で「元は人だった」という回想でノガルドが出てくるね。
人間を改良してセーレスやアマンダのような人種ができ、例えば鶏を改良してノガルドができたって話ではないのかなぁ。
でも時間がなかったようなことも言ってたから、結局は人間が元なのかなぁ。
まぁカニバリズムという単語自体を調べてみると、文化人類学においては文化的だったり宗教的観念からくる人肉を食べる習慣のようだから、一時的な飢餓などによるものは含まれないらしいが。それを考えだすと、YU-NOで問題視されている行動自体がカニバリズムとは関係ないとなってしまうな。
人肉食に関する倫理観ともいうべきか。とはいえ、結局リメイク版YU-NOでは原作通り表現されているので、そこまで問題視するほどのことではなかったのかもしれない。

ユーノとの対話時の「キスくらいはしてくれるの?」って表現は世の中にも言っているようだな(笑)
表現的にはこれが限界か。
要するにユーノが「覚悟」できるだけの表現なんだろうね。その意味が最も強かったのがPC98版だと。
となれば、SS版はともかく、20年も経ってリメイクされるのなら別の「覚悟」を探しても良かったんじゃないかなぁ。
posted by ナスターシャ at 13:58| Comment(0) |  → プレイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする