2013年05月25日

3DS ブレイブリーデフォルト レビュー

普通にクリアしたのでレビューするよ。
ネタバレあります。気をつけてね。

まず、ゲームシステムについて。
デフォルトで防御しつつ行動値(BP)を貯め、ブレイブでBPを消費して複数回攻撃するという本作品のシステム。
シンプルで分かりやすいながらも、見極めが重要になってくる面白さが詰まっている。
敵がデフォルトしそうな時はこちらもデフォルトでBPを貯めるか回復するか。
敵がブレイブしてBPがマイナス値(行動不可)になった後は総攻撃を仕掛ける。
というのが基本戦術。

雑魚戦はうまくやれば1ターンで終わる(BP-3で行動できる範囲)程度に抑えられていて、ダメージを抑えながらダンジョンを進んでいく。
それゆえに、ダンジョンでは無条件に回復するポイントがなく、ボス戦前にセーブが出来る程度。
これがまた絶妙で、如何にロスなくボスまで辿り着けるかという楽しみ方が出来る。

ジョブに関してはほぼFF5。FF5プレイ済みのウチには分かりやすい内容だった。
ブレイブ・デフォルトとの相性も良かったように思える。
が、アビリティの枠が5つというのが少なすぎる印象。
敵の強さや能力値から見ると5つで問題ないのだが、これだと主要なものをつけて終わってしまい、遊びに使える枠が無い。
5枠というのは変更なしで同一職業から1つまでしか付けられない仕様のほうが考える余地があり、バリエーションに富んだ組み合わせが出来た気がする。
また、両手持ちのデメリットが少なすぎて、ほぼ必須となっていたことも少し残念。

後半ボス戦は2人が「暴走」を使いつつ、1人が黒魔法と補助、1人が白魔法に専念。
この戦術に頼り切っていた気がする。
5000を超えるダメージを最大5回。しかもBP消費なのでMP切れの心配がなく、白特化にすればケアルダ1回で回復できてしまう。コスパが良すぎた。
とはいえ、この作戦はHP1になったときに壊滅の恐れがある諸刃の剣。何度か全滅した。
それでも面白かったからいいけどね。
雑魚戦はブレイブ+クレセントムーン2発を2人で無双してた。

ノルエンデ村の復興に関しては、個人的には一つの可能性を見出したと思いたい。
ソーシャルゲーム・ブラウザゲームと呼ばれる物自体はウチも面白いと思うんだ。
ただ、これらは時間を現実の通貨(リアルマネー)で買う部分に納得がいかないんだ。
製作者が意図的に時間を必要とする内容で作成したものに、その時間を短縮するためにリアルマネーを投資するという錬金術。この罠にハマることがバカバカしいと感じてしまう。
村の復興には一番馬鹿馬鹿しいと思われるリアルマネーの投入が無い。
要は、ソフトの対価として代金を払うという購入方法であれば、ウチはソーシャルゲームを否定するつもりはない。むしろ歓迎する。
また、すれ違いによる他人との干渉はあれど、進捗状況の干渉がない部分も、競うことを煽られる心配がなくて健全である。(この時点でソーシャルという本来の意味合いからかけ離れてしまうわけだが・・・)
かといって、ソーシャルゲーム単体で1本のゲームソフトとしての魅力があるとも思えないのも事実。
よって、今作のように本編ではないミニゲームとして入れ込むことが一つの完成系ではないかと思った次第だ。

その他に気になった点は、イベントスキップの頻度はもう少し減らして欲しい。
スキップするときは早く行動したいとき。行動可能になるまでスキップしてくれればいい。
2度くらいならそれほど手間でもないが、スキップしたのにまたスキップと4度も5度もやらされるのは手間。

シナリオについて。特に重要なネタバレを含みます。クリア後に見ることを推奨します。
普通に終章に辿り着くにも 同じことを3度やる必要がある。
2度目は1度目より、3度目は2度目より簡易的なものになっているものの、同じことを繰り返すのはやはり飽きる。
タネさえ分かっていれば1度で終わらせることが出来るのだろうか?2周目を始めたので試してみる。

敵の幹部たちを倒すとそれに伴ったジョブが手に入るのだが、その影響で幹部たちの設定が窮屈に感じた。
また、海賊あたりはジョブに引っ張られすぎて乱雑さすら感じた。
ジョブが手に入るボスと、そうでないボスがいても良かったのではないだろうか。

イデアが入る前にリングアベルの重要性に気づく。なぜなら、図鑑でティズより先のナンバーだったから。
アナゼル戦でリングアベルの正体に気づく。なぜなら、アナゼルとリングアベルが戦闘開始時に同じ動きをしていたから。
(リングアベルの並びが2番目より前じゃないとカメラの位置の関係上戦闘開始時の動きが見れない? 戦士系のジョブじゃないと同じ動きをしない?)
それ以前にも仮面で覆われているということは素顔に何かあると思っていたし、イデアを意識しすぎている部分から関連性は疑っていたが、素顔を見る前に正体を見破る結果になった。

あと、エアリーを悪者にするのは止めて欲しかった。
個人的な恨みで申し訳ないが、ウチは今、大事な時期なんだ。
元々あった人間不信を克服するために、人を信じてみようと思っているんだ。
そんなところでこんな裏切られるようなストーリーを入れて欲しくなかった。
正直なところ、クリスタルの開放自体が初めてのことなのに開放すればなんとかなるというエアリーの根拠の無い言い分に疑いの目を向けつつも、「いや、こいつは信じてやらないと・・・」と思っていたんだ。
ブレイブの言い分が多分正しいんだろうなぁと思いながらも、主人公たちが騙されているというストーリーになって欲しくないという願望から聞かなかったことにした。
1度目の光に入った時点で巻き戻された現象についても「どう考えてもあの光に入ったことが原因だろう」と考え、それをもう一度実行させようとするエアリーに疑問を抱きながらも目をつぶった。
盲目的にエアリーを信じるアニエスを見て、「ダメだこいつ。早くなんとかしないと」と心の底で思いながらも、ティズのように信じてみないといけないんじゃないかと思って信じてみた。
見事に裏切られた。

結局ウチが疑いの目を向けている点は全て当たっていた。
というより、ウチは大量の可能性を抱え込む人間なので、その可能性の1つとして想定してしまっていたということが正しいか。
当然作り物のストーリーなのでバラすための複線があることは理解したい。
しかし、疑うことが必要だという概念が頭の中から消えないウチにとって、このゲームはその思想をより強くしてしまうものだった。

長くなったが、ゲームとしては非常に面白く、読み物としても悪くないことは確か。
後半ダレてきたところで同じ作業を強いられる部分に少し疑問を抱きながらも、ボス戦ラッシュという別の楽しみ方があったので良しとしてしまった。
オールドタイプのRPGの現代版として、非常に完成度の高い良いゲームだと思う。

なお、真・終章はまだプレイしていない。
その前に2周目を始めてしまったので、2周目をやりきったら真・終章に言ってみたいと思う。
そこで評価が変われば再度レビューを書いてみよう思う。

posted by ナスターシャ at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) |  → レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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